電気療法はそれぞれの特徴を
理解することが大切です
電気療法は、熱や光、水、電気などのエネルギーを活用した物理療法のひとつです。
人間の細胞一つひとつは電気を帯びており、電気的な信号によって神経は情報をやりとりしているといわれています。
電気療法は、このような人間の持つ身体のメカニズムを応用した施術です。
起源は古く、紀元前400年ごろの古代ローマでは、シビレエイを使った施術が行われていたともいわれています。
電気療法といっても、低周波療法や干渉波療法などさまざまな施術内容があることをご存知でしょうか。
それぞれに特徴があるため、ご自身の症状にあった電気療法を受けることが大切です。
こちらでは、物理療法の種類や電気療法の特徴、改善が期待できる症状などについて詳しくご紹介していきます。
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目次
次のような症状に
悩まされていませんか
物理療法は、身体に物理的なエネルギーを加えることで不調の改善を目指す施術です。
物理療法の一つである電気療法は、次のようなお悩みを抱えている方におすすめです。
- 肩こりが慢性化して改善しない
- ケガのせいで運動できず筋力が低下した
- 神経痛がひどく、生活に支障が出る
- スポーツ障害を繰り返す
- 足のむくみがなかなか取れない
- 慢性的な腰痛を改善したい
物理療法を活用しましょう
物理療法の種類
超音波療法 | 超音波とは、人間の耳には聞こえない音波です。 微細に振動しており、超音波の振動を身体に当てることで熱を発生させ、患部に刺激を与えます。 また、振動を断続的に起こすことで熱の発生を最小限に抑え、振動を活用する方法もあります。 期待できる効果は、温熱効果や振動による血管の拡張や腫れの緩和どです。 |
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温熱療法 | 温熱療法は、その名の通り熱で身体を温める施術です。 温熱療法機器を使用し、腰や膝、肩などを温めます。 |
赤外線療法 | 紫外線は、目に見えない光線です。 赤外線の温熱作用を利用した施術になります。 疲労の回復や血行の促進などが期待できます。 |
牽引療法 | 牽引療法は、機械によって身体を牽引する施術です。 頚部や腰部に使用されます。 |
電気療法とはどのようなものか
電気療法は物理療法のひとつです。
こちらでは電気療法の目的と施術内容をご紹介します。
●目的
人間の細胞は、一つひとつが電気を帯びています。
電気療法は、人体に備わっている電気的な性質を利用し、症状の緩和を図る施術になります。
電気療法には種類があり、目的に応じて使い分けることが可能です。
●施術内容
電気療法の施術内容は、次の通りです。
・低周波療法
低周波とは、周波数の少ない電流です。
皮膚抵抗は大きいため、電気特有のピリピリ感を感じることがあります。
低周波療法により、痛みや筋肉のこりの解消を図ります。
・干渉波療法
干渉波とは、二種類の中周波を流して干渉させることで生じる電流のうねりです。
筋肉の緊張の緩和や血行の促進などを目的として使用されます。
・立体動態波療法
立体動態波とは、異なる方向に三種類の低周波を流して干渉させることで生じる電流のうねりです。
三次元的に干渉するため、深部の筋肉や神経にも刺激を与えられるといわれています。
・神経筋電気刺激療法
意思とは無関係に筋収縮を引き起こす電気療法です。
筋萎縮の改善や低下筋力の向上などを目的として使用されます。
・微弱電流療法
体内に流れる生体電流と似た微弱な電流を流す施術です。
極めて弱い電流のため、刺激があまり感じられず筋肉や神経を興奮させにくいことが特徴です。
電気療法は目的に応じて
使い分けましょう
それぞれの電気療法で改善が期待される症状は、次の通りです。
低周波療法
低周波療法には、次のような症状に対して有効であるといわれています。
●肩こりや腰痛
筋肉が緊張して血行が悪くなると、痛み物質が放出されて痛みが出るようになるといわれています。
低周波療法には、マッサージ効果が期待でき、血行を悪くする筋緊張の緩和が図れます。
痛み物質が血液に流れやすくなるため、肩こりや腰痛といった痛みの軽減につながるといわれています。
●筋肉の萎縮
低周波は筋肉に作用します。
低周波療法を行うことで、普段動かさない筋肉にも刺激が伝わり、萎縮の予防に役立ちます。
干渉波療法
干渉波療法には、次のような症状への効果が期待できます。
●こり
筋緊張の強い部分に干渉波を流すことで、筋肉が収縮と拡張を繰り返し、筋緊張が緩和することがあります。
ほかにも、筋肉のこりによる痛みや不快感などを取り除く効果も期待できます。
●神経痛
干渉波療法は、神経にも作用するといわれています。
そのため、腰椎椎間板ヘルニアや腰椎脊柱管狭窄症などの痛みを一時的に和らげることが期待できます。
●スポーツ障害
干渉波療法は、筋肉や靱帯、腱の炎症などが原因となる野球肘やテニス肘の改善を促すために使用されることもあります。
立体動態波療法
立体動態波療法には、次のような症状に効果があると考えられています。
●疼痛
立体動態波療法は、生体深部の筋や神経にも刺激を与えることができ、痛みの緩和に役立つといわれています。
●関節の拘縮
立体波療法では、体内で電流のうねりが発生するため、筋力トレーニングとしても使用できます。
ほかにも、関節の動きを改善したり、拘縮を予防したりする効果も期待できます。
神経筋電気刺激療法
神経筋電気刺激療法は、むくみの改善に効果的といわれています。
電気刺激によって、意図的にポンプのように筋肉を動かします。
血液やリンパ液の流れが改善しやすくなるため、むくみやたるみが取れやすくなります。
微弱電流療法
微弱電流療法では、ケガの改善効果が期待できます。
微弱電流は、細胞が傷ついたときに流れる生体電流とよく似ています。
弱い電流を人工的に細胞に流すことで、組織の修復を促します。
そのため、骨折や打撲、捻挫、肉ばなれといった症状の改善に効果的であるといわれています。
本町グリーン指圧・接骨院の
【電気療法】
電気療法は、患部の早期回復や症状の緩和に効果が期待できます。
骨折の場合は、超音波の細かい振動が骨癒合に有効と考えられます。
患部の安静を保ちながら、痛みを感じない電気のため苦痛無く施術を受けられます。
捻挫や挫傷などは靭帯・筋肉に炎症を起こしている状態です。
そのため、元々細胞が持っている自然治癒力を引き出し、血流を改善し鎮痛効果が得られる3DMENS・干渉波療法が効果的です。
また腰椎牽引療法・頚椎牽引療法・赤外線療法・ホットパック・ウォーターベットもあり、さまざまな症状にあった電気療法を使っていきます。
よくある質問
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どんな方が対象ですか?
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さまざまな運動器官の症状に有効といわれる電気を使い、施術を行います。
ほかにも、保険外の神経痛や麻痺などにも使用します。
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どのような電気療法がありますか?
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超音波、低周波、牽引、ホットパック、立体動体波、EMS、ウォーターベットなどがございます。
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料金はいくらくらいですか?
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時間にもよりますが、だいたい10分220円程度が目安となります。
著者 Writer
- 増井 幹(マスイ ミキ)
- 所有資格:柔道整復師・あんまマッサージ・指圧
生年月日:10月23日
血液型:B型
出身:埼玉県
趣味:ドライブ
得意な施術:プロフェショナル指圧
【ご来院されるお客さまへ一言】
多岐にわたる症状に対処します。
施術案内
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当院のご紹介
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本町グリーン指圧・接骨院
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